リリーズキャンドルの2023評価【シルク・ホースクラブ2024募集馬】
2024年度のシルク・ホースクラブ募集馬、リリーズキャンドルの2023を分析・評価します。
※血統・配合の評価などに使った情報・データは2024年6月中旬時点のもので、3歳以上の馬を対象としたものです。
※この記事は特定の募集馬を推奨するものではありません。出資は自己責任でお願いします。
リリーズキャンドルの23の募集情報
父 | エピファネイア |
母父 | Style Vendome |
性別 | メス |
生月日 | 3/18 |
産齢 | 7歳 |
毛色 | 黒鹿毛 |
厩舎 | 栗田徹 |
募集価格 | 6000万円 |
血統の評価
母リリーズキャンドルはマルセルブサック賞を勝った、仏国産のGI馬です。
リステッド競走のPrix des Jouvenceaux et des Jouvencellesでも勝利をあげています。
祖母や3代母は大きなレースを勝っていませんが、祖母のきょうだいにはリステッド競走を勝ったリリサイドがおり、その産駒には宝塚記念・有馬記念のグランプリ連覇を果たし年度代表馬に選出されたリスグラシューがいます。
リリサイドのきょうだいThe Wise Ladyもミエスク賞などの重賞での好走歴があり、その産駒にはセルジオクマニ賞(G3)を勝ったMing Zhi Cosmosがいます。
現状は母リリーズキャンドルの産駒に大物は出ていませんが、以上のような血統背景を考えると、ブラックタイプに名を連ねる馬が出てくる可能性もありそうです。
配合の評価
父エピファネイア・母父Style Vendomeの配合はこれまでにデータがありません。
また、Style Vendomeの父Anabaaが母父の配合でも該当はないので、母父や母父系で分析することはできません。
そういうわけで、血統表内で目についた要素として、Danzigを挙げます。
Danzigの血を持つエピファネイア産駒は、これまでに99頭がJRAに登録されており、勝馬は38頭、勝馬率は38.38%。1頭あたりの本賞金は1692万円です。これらの数字はすべて、エピファネイア産駒全体の数字を上回っています。
獲得賞金1億円以上の馬は、デアリングタクトを含む2頭で、億以上を稼いだ馬の割合は2.02%。これは産駒全体の2.24%を下回っています。
まとめると、母父はデータ不足で判断できず。「Danzig」は獲得賞金の点ではプラス要素、大物率の点ではパンチ不足というところでしょう。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません