タイタンクイーンの2023評価【シルク・ホースクラブ2024募集馬】

2024年6月28日

2024年度のシルク・ホースクラブ募集馬、タイタンクイーンの2023を分析・評価します。

※血統・配合の評価などに使った情報・データは2024年6月中旬時点のもので、3歳以上の馬を対象としたものです。
※この記事は特定の募集馬を推奨するものではありません。出資は自己責任でお願いします。

タイタンクイーンの23の募集情報

血統の評価

母タイタンクイーンは米国産の未勝利馬ですが、その産駒、つまり本馬のきょうだいには4頭の重賞勝ち馬がいます。

米国産では、サンタイネスステークスを勝ったレネーズタイタン（父Bernstein）、スカイラヴィルステークスを勝ったFashion Alert（父Old Fashioned）、鳴尾記念を勝ったストロングタイタン（父Regal Ransom）の3頭。

日本産では、牝馬ながらダートの東京中日スポーツ杯武蔵野ステークスを勝ったギルデッドミラー（父オルフェーヴル）です。

祖母Ensnareは北米で2勝をあげ、その産駒、つまりタイタンクイーンのきょうだいには、プレイザキングステークスを勝ったBig Band Soundがいます。

ロードカナロアとの間の仔は初めて。どのような種牡馬を付けても結果を残してきた母ですが、今回も期待してよいのでしょうか。

配合の評価

父エピファネイア・母父Tiznowの配合はこれまでにデータがありません。

また、Tiznowの父Cee’s Tizzyが母父の配合でも該当はないので、母父や母父系で分析することはできません。

そういうわけで、血統表内で目についた要素として、Seeking the Goldを挙げます。

Seeking the Goldの血を持つエピファネイア産駒は、これまでに22頭がJRAに登録されており、勝馬は8頭、勝馬率は36.36％。1頭あたりの本賞金は993万円です。

これらの数字はすべて、エピファネイア産駒全体の数字を下回っています。また、獲得賞金1億円以上の馬は出ておらず、これまでに最も賞金を稼いだ馬は3勝クラスのメイショウボサツです。

まとめると、母父はデータ不足で判断できず。「Seeking the Gold」は（暫定的に）大きなマイナス要素というところでしょう。