ローブティサージュの2023評価【シルク・ホースクラブ2024募集馬】

2024年6月26日2024年6月28日

2024年度のシルク・ホースクラブ募集馬、ローブティサージュの2023を分析・評価します。

※血統・配合の評価などに使った情報・データは2024年6月中旬時点のもので、3歳以上の馬を対象としたものです。
※この記事は特定の募集馬を推奨するものではありません。出資は自己責任でお願いします。

ローブティサージュの23の募集情報

血統の評価

母ローブティサージュは阪神ジュベナイルフィリーズを勝った、GI馬です。

他にもキーンランドカップを勝ち、KBSファンタジーステークス・函館スプリントステークス2着、サンスポ杯阪神牝馬ステークス・阪急杯3着などの実績があります。

祖母プチノワールは不出走ですが、きょうだい（ローブティサージュの叔父）にオープン馬のアドマイヤロケットがいます。

配合の評価

父エピファネイア・母父ウォーエンブレムの配合における1頭あたりの本賞金（付加賞金を含まず）は、1548万円です。これはエピファネイア産駒全体の1483万円を上回っています。

既出走馬が5頭のみとデータ不足ではあるものの、5頭中4頭が勝ち上がっており、勝馬率は80％です。

ちなみに当該データ中に社台ファーム生産馬は1頭いますが、ノーザンファーム生産馬はいません。ノーザンファーム生産馬がいない集団としてはかなり良い成績なのではないでしょうか。

ただし戦績は2勝馬が最高で、獲得賞金1億円以上の馬はいません。まだ頭数が少ない影響が大きいと思われるので、それほど気にしなくてよいかもしれません。

次に、血統表内で目についた要素として、Machiavellianを挙げます。

Machiavellianの血を持つエピファネイア産駒は、これまでに15頭がJRAに登録されており、勝馬は2頭、勝馬率は13.33％。1頭あたりの本賞金は274万円です。獲得賞金1億円以上の馬は、いません。

まだ15頭のみなので、獲得賞金については1頭でも大物が出れば跳ね上がりますが、勝馬率は多少上がったとしても平均値を上回ることは難しそうです。

まとめると、「母父ウォーエンブレム」は勝馬率・獲得賞金が産駒平均より高くプラス要素。「Machiavellian」は（暫定的に）大幅マイナスというところでしょう。

血統とともに馬体や歩様を見られる方は、本馬にウォーエンブレム（または母）とMachiavellianのどちらの要素が強く出ているかを見極めるのがよいかもしれません。