サラキアの2023評価【シルク・ホースクラブ2024募集馬】

2024年6月24日

サラキアの2023血統表

2024年度のシルク・ホースクラブ募集馬、サラキアの2023を分析・評価します。

※血統・配合の評価などに使った情報・データは2024年6月中旬時点のもので、3歳以上の馬を対象としたものです。
※この記事は特定の募集馬を推奨するものではありません。出資は自己責任でお願いします。

サラキアの23の募集情報

エピファネイア
母父 ディープインパクト
性別
生月日 2/16
産齢 8歳
毛色 栗毛
厩舎 田中博康
募集価格 1億円

血統の評価

母サラキアはアイルランド府中牝馬ステークスを勝った、重賞勝ち馬です。

獲得した重賞タイトルは1つですが、有馬記念・エリザベス女王杯などで2着という成績をあげており、特に牡馬・牝馬混合のグランプリ有馬記念での連対実績は非常に大きなものです。

祖母サロミナは独オークスを勝った、GI馬です。

その産駒、つまりサラキアのきょうだいにはサリオス(朝日杯フューチュリティステークス)、サリエラ(関西TVローズステークス2着)、サフィラ(アルテミスステークス2着)がいます。

母サラキアは、シルク・ホースクラブゆかりの繁殖牝馬としては、この上ない名牝系に属する期待の馬と言っても過言ではないでしょう。

配合の評価

父エピファネイア・母父ディープインパクトの配合における1頭あたりの本賞金(付加賞金を含まず)は、1426万円です。これはエピファネイア産駒全体の1483万円を下回っています

毛色別に見ると、栗毛は613万円。著しく低い数字です。ただし既出走馬が6頭のみであり、統計的に判断するには材料不足なので、毛色に関しては現時点ではそこまで気にしなくてもいいかもしれません。

ちなみに鹿毛は最多の41頭で、1667万円。毛色別では最高の数字です。

生産者別に見ると、ノーザンファームは28頭で、2821万円。当然ながら、平均値を大きく上回る高い数字を叩き出しています。

獲得賞金1億円以上の馬はアリストテレス、エピファニー、オーソクレースです。

次に、血統表内で目についた要素として、Nijinskyを挙げます。

Nijinskyの血を持つエピファネイア産駒は、これまでに235頭がJRAに登録されており、勝馬は91頭、勝馬率は38.72%。1頭あたりの本賞金は1567万円です。

獲得賞金1億円以上の馬は、デアリングタクトを含む5頭。億以上を稼ぐ馬の割合は2.13%で、これはエピファネイア産駒全体の2.24%を下回っています。

まとめると、母父は可もなく不可もなく。「Nijinsky」は獲得賞金を考えるとプラス要素だが、大物率には寄与しないというところでしょう。

競馬

Posted by モル